キラベリー
「キラベリー」は桑果実生産における重要病害である菌核病に抵抗性の「米国13号」にコルヒチン処理を行って倍数体化した果実採取用品種です。果実のアントシアニン含量はブルーベリーよりも豊富に含まれています。 ■主要特性 ・「キラベリー」は組織の表層が2倍体、内層が4倍体の安定した周縁キメラ構造を持つ混数体です。 ・育成地(つくば市)における果実の収穫開始時期は5月下旬で、「一ノ瀬」より一週間程度早くなります。 ・果実の重量は平均で約3gになり、「米国13号」より2倍程度重くなっていますが、「ララベリー」と比較するとやや軽くなっています。 ・果実の糖度はやや低く、生食よりもジャムなどの加工用に適しています。アントシアニン含量もブルーベリーの一般的な品種の約3倍です。 ・菌核病の発生は少ないですが、完全抵抗性ではないため、本病の多発地帯では殺菌剤の散布を行うことで、より安定的な果実生産が可能になります。 ・積雪地及び南西諸島を除く広い地域で栽培可能です。
                  
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国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構