クラリス
つる割病レース0.1.2&うどんこ病抵抗性。 早生48日タイプで肥大性抜群の肉厚メロン。 やみつきになる濃厚な甘さとメルティング感が収穫直後から長く続いて店持ちも良い。 ■特徴 ・葉の大きさは中位で色濃い。 ・草勢は中位でツル持ちはやや良い。 ・うどんこ病・つる割病レース0,1,2に抵抗性。 ・果形は球形で果重1.5~2.0kg。 ・果肉は黄緑色で肉厚。可食率が高い。 ・糖度は16度内外に安定して高い。 ・肉質食感は収穫直後から硬すぎずメルティング質だが「食べ頃」が長く、店持ちに優れる。 ・成熟日数はハウス・トンネル栽培で48日前後の早生。 ■栽培のポイント ・開花から肥効を高めネット発生までは昼夜とも高めの温度管理を行い初期肥大を促す(交配後1週間は夜温$20^{\circ}\text{C}$を確保)。 ・早生なので収穫遅れに注意。遅れるとうるみや発酵のリスクがある。 ■コメント ・弊社既存品種とは異なりネットは細く密で盛り上がらず、果梗部の周りはネットが極めて少ないので、アールスのような外観を求められる方には不向きです。 ・クラリスの特徴として「食べ頃が長い」が挙げられます。収穫直後の肉質は他品種よりも軟らかく感じられ、食べると既にメルティング感も感じられます。一般にこうした品種は店持ちが悪いのですが、クラリスはこうした状態が長く続き、むしろ店持ちが良いという不思議な特徴があります。 ・近年は熊本などフザリウムレース1が発生する産地が増えておりますが、この品種は抵抗性ですのでそれらが発生している地域でも自根で栽培頂けます。
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