紅しずく
裂果が少なく、低温着果性にすぐれる赤肉小玉! ■特長 ・果重2.5〜2.8kg程度の小玉種。果形は高球。変形果が少なく秀品率が高い。 ・裂果が少なく、小玉種によく見られるヒビ裂皮も少ない。 ・糖度は比較的安定し、シャリ感にすぐれ食味がよい。 ・低温少日照下でも雌花の着生がよく、花粉の出がよいので着果が安定する。 ・草勢は中位でやや小葉。1番果収穫後の草勢の回復が早いので、2〜3番果が順調に肥大し収量性が高い。 ■栽培の要点 ・1番果の着果節位は16〜18節の3番花からとし、仕立て方は4本整枝の3果、5本仕立ての場合は4果着果を基本とする。 ・2〜3番果の収穫をねらう場合、本種は草勢の回復が早く芽ふきが多いことから、1番果収穫5日前ぐらいから2番果の交配を開始する。着果数をあまり制限すると葉面積過多になり、長玉になる場合がある。