マリアージュ・ルフレネオ
白肌・美ネット。地這でもアールスの外観。 マリアージュ・ルフレの改良系。 成熟日数が短くなり、MAX糖度もアップ ■特徴 ・葉はやや大きめ、草勢は初期中位だが中期以降は強くなり、蔓持ち良い。 ・低温環境でも雌花の着生よく、着果揃いが良い。 ・果皮に貼るネットはアールス系に近く、地這系の中では高く盛り上がる。 ・「ルフレ」と比較するとネット発生期にやや果皮が硬化しやすい。 ・果重1.5~2kgで果形は球形~やや腰高となる。 ・果肉色は鮮橙色でニンジン臭は少ない。 ・成熟日数はハウス・トンネル促成栽培で52日程度。 ■栽培のポイント ・蔓持ちの良い品種であるため、着果までに十分に根を張らせることによって、着果数を増やすことができる。地這の子蔓2本4果どりの産地では子蔓2本6果どりが可能。立体栽培でも1果どりではなく2~3果収穫が可能(時期による)となる。 ■コメント ・従来の「マリアージュ・ルフレ」は立体・地這兼用品種で、特に立体栽培ではアールスに近い外観となる白肌の美しい品種です。しかし成熟日数が地這栽培の品種としてはやや長く、MAXの糖度も他のマリアージュ系と比べるとやや劣る傾向がありました。そこで「ルフレ」の外観等の特性はそのままに、成熟日数と糖度を改良。産地での試作においても目標としていた結果が得られたのがこの品種です。
スクリーンショット