秋蒔極早生(あきまきごくわせ)732号
早生、良質の春キャベツ 冷涼地・高冷地・中間地・暖地 ■特性 1. 秋まき極早生種として強い不抽苔性をもち、結球性が安定している。 2. 密植適性が高く、生育、結球ともよく揃う。 3. 明るい鮮緑色で、芯は小さく、形状のよい扁円球になる。葉質は柔らかく、品質、食味がよい。 ■栽培の要点・注意 1. 1~2月の平均気温5℃の暖地は秋の彼岸過ぎから9月末に播種する。東北、北陸は9月前半播種で収穫は5月に入る。 2. 越冬時の苗の大きさは本葉11~12枚が適当。大苗、早植で冬期に生育が前進するとチャボ玉になることがある。 3. 寒があけ葉が伸びだしたら、充分追肥して急速に結球、肥大を進める。秋まき以外は元肥中心。 4. 極早生で裂球が早いので、適期収穫をこころがける。