寒太鼓(かんだいこ)
耐寒大御所より早生、コンパクト 冷涼地・高冷地・中間地・暖地 YR/130日 ■特性 1. 抽苔、裂球とも遅い晩抽系で、2~3月どりを中心に1~4月どりまで幅広く栽培できる。 2. 萎黄病抵抗性で湿害、旱魃にも強く、栽培が容易。菌核病にも強い。 3. 耐寒性は特に強いので、結球後も寒害を受けることが少なく、雪中栽培にも適している。 4. 球形は扁平で1.5kg程度に太り、肥大性の優れた多収品種。 5. 葉はやや厚いが多汁で食味がよい。 6. 契約栽培、業務用に広く利用されている。 ■栽培の要点・注意 1. 播種定植が遅れると耐寒大御所より軟結球になりやすいので注意する。 2. 栽植密度は少し密植気味でもよい。 3. 播種、定植が早く元肥(窒素)が多いと、球内にゴマ症が出ることがあるので注意する。