ひとりじめHM
高温期に小玉スイカを作るなら・・・ ・ひとりじめシリーズの中でも暑さに強い品種です。 ・露地作型でも裂果が少なく、安心して栽培ができます。 ■収穫日数の目安 ・5~6月収穫:交配後 34~40日 ・7~8月収穫:交配後 30~34日 ■特性 ・草勢はやや強いが、雌花の着生や花粉の出が良く、着果性に優れる。 ・果実は果皮色濃く、2.0~2.5kgの玉張りの良いやや腰高の円球形で揃い良い。 ・果肉は高温期でも変色の少ない桃紅色。肉質は硬くちみつでしまりがあり、大玉に近いシャリ感を持つ。 ・糖度は13~14度以上で特に高く、素晴らしく風味のある食味が特長である。 ・空洞果の発生が少なく、高温期でも日持ちが良い。 ・ツル持ちが良いので、2~3番果についても収量性が高い。 ■栽培上の留意点 ・ハウスからトンネルまでの幅広い作型に対応でき、株間55~60cm 3本仕立て2果収穫とし3番花を中心に、もしくは株間65~75cm 4本仕立て3果収穫とし3~4番花を中心に一斉着果させる。 ・草勢がやや強いため、窒素過多(成分で5kg以上)は出来る限り避ける。土壌分析を必ず行い、前作の窒素残肥がある場合は無肥料でも充分である。
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