熟期・収穫時期

早生のニンジン品種一覧 全60種類

合柄ネギ 合柄ネギとは 合柄ネギとは、根深ネギ(白ネギ)と葉ネギ(青ネギ)の中間的な特徴を持つネギの品種群を指します。白い軟白部と緑の葉身部の両方を食用にできることが最大の特徴で、1本のネギで「白い部分」と「青い部分」の両方を楽しめる、いわ

関連タグ: 晩生5
ノリタケ ファインバブル装置バナー(モバイル)

早生について

合柄ネギ

合柄ネギとは

合柄ネギとは、根深ネギ(白ネギ)と葉ネギ(青ネギ)の中間的な特徴を持つネギの品種群を指します。白い軟白部と緑の葉身部の両方を食用にできることが最大の特徴で、1本のネギで「白い部分」と「青い部分」の両方を楽しめる、いわば万能型のネギです。

一般的な根深ネギは土寄せによって軟白部を長く伸ばし、白い部分を主に食べるのに対し、葉ネギは緑の葉身部を食用にします。合柄ネギはその中間に位置し、適度な長さの軟白部と、柔らかく食味の良い葉身部を兼ね備えています。軟白部の長さは20〜30cm程度が多く、根深ネギ(35〜40cm以上)に比べるとやや短い傾向があります。

合柄ネギの呼称は地域によって異なり、「合柄」のほか「合黒」「中間型」などの名前で呼ばれることもあります。関東を中心とした白ネギ文化圏と、関西を中心とした青ネギ文化圏の境界に位置する地域で古くから栽培されてきた歴史があります。

合柄ネギの魅力

合柄ネギの魅力は、何といってもその「使い勝手の良さ」にあります。1本で白い部分と青い部分の両方が使えるため、調理時の廃棄部分が少なく、家庭での利用効率が高いとされています。鍋料理には白い部分、薬味には青い部分と、1本で複数の用途に対応できる点は消費者にとって大きなメリットです。

生産者にとっての経営面の魅力も大きいものがあります。根深ネギほど深い土寄せを必要としないため、土寄せ作業の回数や労力が軽減されます。根深ネギの軟白部を40cm以上に仕上げるには、数回に分けた丁寧な土寄せが不可欠ですが、合柄ネギではそこまでの土寄せ深度が求められません。この省力性は、特に小規模経営や高齢化が進む産地で評価されています。

これ、実は業務用でもかなり重要なポイントです。飲食店では、白い部分は煮込み料理や焼き物に、青い部分はトッピングや彩りに使い分けるため、合柄ネギは仕入れコストの効率化に寄与します。白ネギと青ネギを別々に仕入れる必要がなくなるケースもあり、食材管理の簡素化につながるとされています。

食味面では、合柄ネギは軟白部の甘みと葉身部の風味のバランスが良いとされています。葉身部が柔らかく、加熱するとトロリとした食感に仕上がる品種が多い点も特長です。

消費者・市場ニーズ

合柄ネギに対する市場ニーズは、食文化の多様化と消費者の利便性志向を背景に広がりつつあります。

白ネギ文化圏と青ネギ文化圏の境界があいまいになりつつある現代では、「どちらの用途にも使える」合柄ネギの汎用性が見直されています。特に、全国チェーンの量販店では、地域ごとに白ネギと青ネギを仕入れ分けるよりも、どちらの用途にも対応できるネギを取り扱うほうが効率的であるという考え方もあります。

直売所やマルシェでは、「1本で白も青も使えるお得なネギ」という訴求が消費者に響きやすい傾向があります。根深ネギの青い部分を捨てている消費者にとって、合柄ネギの「全部食べられる」というメッセージは新鮮に映ります。

価格面では、合柄ネギは根深ネギとほぼ同等の単価で取引されるケースが多いですが、産地や銘柄によっては差別化に成功し、やや高めの単価を実現している事例もあります。特に、軟白部と葉身部の品質を両方高いレベルで仕上げた場合に、付加価値として認められる傾向が見られます。

外食産業では、前述のとおり1本で複数の用途に対応できる点が評価されており、ラーメン店、居酒屋、鍋料理店などからの引き合いがあるとされています。

栽培のポイント

合柄ネギの栽培は、根深ネギの栽培をベースとしつつ、土寄せの深さと葉身部の品質管理に独自の注意が必要です。

土寄せについては、根深ネギほど深くする必要はありませんが、軟白部をある程度の長さに仕上げるためには段階的な土寄せが必要です。品種によって適正な軟白長が異なるため、品種ごとの推奨事項を確認し、それに合わせた土寄せスケジュールを組むことが重要です。土寄せが浅すぎると軟白部が短くなり、市場での評価が下がる可能性があります。

意外と知られていないのですが、合柄ネギの品質を左右する大きなポイントは、葉身部の品質管理にあります。根深ネギでは葉身部は食用としてあまり重視されないため、多少の傷みがあっても出荷に影響しにくいのですが、合柄ネギでは葉身部も商品の一部です。葉先の枯れ込みや病斑があると商品価値が低下するため、病害虫防除と葉面の管理がより重要になります。

施肥管理では、軟白部の充実と葉身部の色合い・柔らかさのバランスを取ることが求められます。窒素過多は葉身部が硬くなり食味が低下する原因になるため、適正な施肥量を守ることが大切です。追肥のタイミングと量は、品種の生育特性と圃場の地力に応じて調整します。

収穫後の調製作業では、根深ネギとは異なるカットの仕方が必要な場合があります。葉身部を商品として残す長さの基準を出荷先と事前に確認しておくと、調製時のロスを減らせます。

品種選びのコツ

合柄ネギの品種選びでは、以下の観点を総合的に検討することが重要です。

  • 軟白部の長さ: 出荷先が求める軟白長に対応できるか。市場出荷向けと直売所向けでは求められる規格が異なる
  • 葉身部の柔らかさ: 加熱時にトロリとした食感になるか、硬めの食感か。消費者の好みと販路に合わせて選ぶ
  • 分げつ性: 分げつが多い品種は収量増が見込める一方、1本あたりの太さが細くなる傾向がある
  • 耐病性: 特にさび病、べと病、黒斑病への耐性を確認する。葉身部も商品であるため、葉を侵す病害への耐性は特に重要
  • 在圃性: 収穫適期の幅が広い品種は、出荷調整の自由度が高く経営管理に有利
  • 抽台性: 春先の抽台(ネギ坊主の発生)が遅い品種は、春出荷時の品質維持に有利

品種選びで見落としがちなのが、消費者の嗜好と出荷先のマッチングです。白ネギ文化が主流の地域では、合柄ネギに対する消費者の認知度がまだ低い場合があります。販売にあたっては、POP等で使い方の提案を添えるなど、消費者への情報提供を工夫することも重要です。

市場動向とこれから

合柄ネギの市場は、量販店の全国展開や消費者の食文化の多様化を背景に、少しずつ拡大しています。特に、地域の伝統野菜として合柄タイプのネギを生産してきた産地では、改めてその特性が再評価される動きが出ています。

千葉県や茨城県などの関東圏では、根深ネギの産地でありながら合柄タイプの品種を一部導入し、販路の多様化を図る生産者が増えています。直売所での消費者の反応が良好であることが、導入のきっかけになったケースも少なくありません。

品種育成の動向としては、軟白部の品質(太さ・白さ・締まり)と葉身部の品質(柔らかさ・色合い・食味)を高いレベルで両立する品種の開発が進んでいます。従来は「中途半端」と見られがちだった合柄タイプのネギですが、近年は「万能型」としてのポジティブな評価が高まっており、種苗メーカーの品種ラインナップも充実しつつあります。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、少人数世帯の増加により「1本で複数の用途に使える」ネギへのニーズは今後も強まると考えられます。白ネギと青ネギの良いところを併せ持つ合柄ネギは、消費者の利便性志向に合致した品目として、引き続き注目に値する存在です。

まとめ

合柄ネギは、根深ネギと葉ネギの中間的な特徴を持ち、軟白部と葉身部の両方を食用にできる万能型のネギです。1本で複数の用途に使える利便性が消費者から評価されており、直売所やマルシェを中心に市場でのニーズが広がっています。

栽培面では、根深ネギに準じた管理をベースとしつつ、葉身部の品質管理にも注力する必要があります。品種選びにあたっては、軟白部の長さ、葉身部の柔らかさ、耐病性、在圃性を総合的に検討し、出荷先の要求や消費者の嗜好に合った品種を選定することが重要です。

60品種 掲載中
(B)紅芯五寸

(B)紅芯五寸

丸種株式会社

不抽苔性の時無五寸ニンジン 1. 時無系早生種の大型五寸ニンジンで、抽苔が遅く根長約17cm、尻が丸く詰まって全体に肉付きの良い美しい総太り型の豊産種です。 2. 根の揃いは良く、肌は橙紅色にさえて紅芯。肉質が柔らかく甘味に富みます。

T号新国分

T号新国分

カネコ種苗株式会社

早太り多収、根形のそろい抜群 特性 ●根長55~60cm位。太りが早く、そろいの良い長ニンジンです。根色は芯まで鮮紅色となり、甘みに富みます。早生で耐寒性が強いので、秋~3月出荷が可能です。

YCC129

YCC129

住化農業資材株式会社

極晩抽性の中早生品種 ■品種特性 ・極晩抽性で高冷地栽培の広い作型で栽培できる中早生品種 ・根形は総太りの円筒形で収量性に優れる ・地上部は草姿立性でコンパクトなため、機械収穫しやすい

YCC981

YCC981

住化農業資材株式会社

食味、根色の良い早生種 ■品種特性 ・根形がやや肩張りする円筒形で、尻部まで良く詰まる ・根色は芯色まで濃い鮮紅色で、食味が良い ・地上部は旺盛だが、立性に優れるため機械収穫が可能

アサヒ 新黒田五寸人参

アサヒ 新黒田五寸人参

株式会社アサヒ農園

肉付き良好な早生豊産種。色鮮やかなおいしい人参 商品特性 ■特性 耐病性、耐暑性が強く、家庭菜園に好適の早生豊産種。 根身15~20cm位の肩張り、尻の肉付良好な五寸人参です。 橙赤色で着色良く、肉質、味、栄養価共抜群の優良種です。 ■利用法 甘味に富み煮物、炒め物、サラダ等に好適です。 間引いた時の人参の葉はおひたし、汁の具等に利用出来ます。 育て方 ■土づくり ・種まき前に石炭を散布し、よく耕して土を中和させておきます。 ・肥料は堆肥、油かす等を元肥に施しますが、肥料の塊があると分岐根になりやすく注意。 ■たねまき ・40cm幅のうねにスジまきします。 ・タネがかくれる程度、土をかけます。 ・発芽まで土が乾燥しないように水を与え、適度な湿度を保ちます。 ■栽培のポイント ・発芽後は順次間引きし株間を10cm位にします。根部が肥大すると土寄せします。 ・肥料は間引き後と生育に伴い化成肥料等を時々与えます。

アサヒ 春紅五寸人参

アサヒ 春紅五寸人参

株式会社アサヒ農園

春まき・夏取り専用の五寸人参 商品特性 ■特性 春まき専用人参「春紅五寸人参」の種です。 春まき品種としては外皮、肉、芯部まで紅色が鮮やか。 播種から約100日の早生品種です。 耐寒性、耐病性、も有り栽培しやすい。 ■利用法 スティックやサラダ、バターソテー、煮物、きんぴら、てんぷら、スープと和、洋、中華料理、何でも使える万能野菜! 育て方 ■栽培のポイント ・ 播種前2~3日より畝に充分潅水し、条間15~20cm、株間5cmに5~6粒播種し切ワラなどで、発芽まで適湿をたもつ。 ・ 極度の早蒔きは、気候により抽苔することがあるので充分温度を確保し播種する。

アメリ

アメリ

ヴィルモランみかど株式会社

根・芯色ともに濃い春夏まき兼用種 ■特徴 耐病性 IR : 黒葉枯病 特性-1 適作型:春どり・冬どり 早晩性:中早生 吸込性:中 黒葉枯れ病:中 特性-2 根色:極濃鮮紅色 根長:17-19cm 根形:やや肩張り おすすめポイント 甘味強く芯まで赤い。 熟期105~110日の春夏蒔き兼用種、根・芯色が極めて濃くジュース原料などにも適する。 ■品種の特性 1. 熟期105~110日の春夏まき兼用種。 2. 初期生育が早い。 3. 草姿立性で機械収穫に適する。 4. 極晩抽性。 5. やや肩はり形状で尻詰まりが良い。 6. 根色・芯色共に極めて濃い。 7. 作業割れが少ない。 8. 甘味強く、カロテン含有量も高い。 ■栽培のポイント 1. 形状が乱れやすいため、夏まきで早まき(7月下旬~8月15日)は避ける。 2. 2次生長に対してやや敏感なため、特に高温期には適期収穫を心がける。 3. センチュウに対してやや敏感なため、圃場のセンチュウ対策をしっかり行う。

アヤジェンヌ16

アヤジェンヌ16

株式会社フジイシード

高温期栽培でしっかりと根長の出る中早生品種。 ■品種特性 ・尻詰まりの良い総太りタイプの早生~中早生の品種。 ・根色が濃く、肌質が綺麗なため商品性に優れる。 ・高温期栽培においても比較的根長が出やすいため収量性に優れる。

アヤジェンヌ16

アヤジェンヌ16

住化農業資材株式会社

高温期栽培でしっかりと根長の出る中早生品種 ■品種特性 ・尻詰まりの良い総太りタイプの早生~中早生種 ・根色が濃く、肌質が綺麗なため商品性に優れる ・高温期栽培においても比較的根長が出やすいため、収量性に優れる

オーネイリカ

オーネイリカ

株式会社ナコス

おおきめにんじん”Ornailica”! えぐみなく、甘み強く、生食おススメ! ■品種の特徴 8月播種→年内収穫の早生にんじん 春まき適性あり 食味よく大ぶりなものが多いので、にんじんスティック、サラダ、ジュースなどに最適!。 栽培のポイント 多めに種をまき、3~5㎝間隔に間引きます。間引いた葉も香りがよくおいしい。 12月に収穫しきれなくても裂果しにくく、2月まで土中で太らせることができます 寒さにあたると首元が緑になるので気になる場合は土寄せをしてください。 多肥栽培では地上部が大きく育ちますが、根の生育に影響がでることがあります。 慣行栽培の前作物を鋤き込む場合は、元肥やたい肥の施肥なしでも十分生育するので、土壌診断などのツールを活用し、適度な施肥をすることで、虫害、裂果、矮小根などの問題を回避することもできます。"

おくざわ2号(金時人参)

おくざわ2号(金時人参)

中原採種場株式会社

肌が美しい!!鮮やかな赤紅色!! ■特性 ・香川県坂出市の奥沢憲行氏が育成された品種。 ・草姿は開帳、葉色は濃緑色で肩はやや張る。吸込性のため肩部の変色がほとんどなく、金時人参特有のイボも極少。 ・色は鮮やかな赤紅色で芯も細く、根長40㎝前後で尾部近くまで肉付よく市場性が高い。 ・播種後110〜120日で収穫できる中早生種。

カージナルフレッシー

カージナルフレッシー

雪印種苗株式会社

ソーセージタイプのミニニンジン 食味に優れ作りやすい! ■特性・特徴 ・60~80日で収穫できる極早生品種。 ・根長10~12cm、径1.5~2.0cm。 ・ニンジンの臭みがなく、食べやすい。 ・生でサラダに、丸ごと煮込みに! ■使用時期 道東・道北:【播種期】露地:4月中旬~6月下旬 道央・道南:【播種期】露地:4月中旬~6月下旬 東北北部・寒高冷地:【播種期】露地:4月中旬~6月下旬 東北中部・南部:【播種期】露地:4月中旬~6月下旬 一般地:【播種期】トンネル:1月上旬~2月下旬、露地:3月中旬~4月上旬・8月中旬~9月中旬 西南暖地:【播種期】トンネル:1月上旬~2月下旬、露地:3月中旬~4月上旬・8月中旬~9月中旬 ■用途・機能・特性 極早生

クリスティーヌ

クリスティーヌ

ヴィルモランみかど株式会社

揃い性抜群、総太り型で高収量、黒葉枯病に強い ■特徴 耐病性 IR : 黒葉枯病, しみ腐病 特性-1 適作型:春どり・秋どり・冬どり 早晩性:中早生 吸込性:極強 黒葉枯れ病:極強 特性-2 根色:濃鮮紅色 根長:18-20cm 根形:総太型 おすすめポイント カロテン含量高く、作りやすく美味しい。 熟期110~120日の周年栽培可能品種。揃い性抜群、総太型で高収量で黒葉枯病に強い。 ■品種の特性 1. 熟期110~120日の周年栽培可能品種。 2. 極晩抽性で、地上部の病害に強く黒葉枯病、斑点病、うどんこ病耐性に優れる。 3. 草勢はややおとなしめで、耐寒性に優れる。 4. 円筒形に近い形状で尻詰まりが良い。 5. 根長18~20cmで根色・肉色ともに濃鮮紅色。 6. 吸い込み性が強く、青首が少ない。 7. 肌つや良好で洗い上がりが美しい、また首回りも細く見た目が美しい。 8. 在圃性に優れ、圃場での裂根が少ない。 9. しみ腐病に比較的強い。 10. ニンジン臭が少なく食味に優れる、またカロテン含有量が高い ■栽培のポイント ・初期生育が緩慢であるため、深まきを避け(覆土1.5~2cm程度)、播種後の継続的な潅水など本葉展開までの水分管理に注意。 ・雑草負けするケースがあるため、しっかり初期の雑草防除を行う。 ・土壌水分管理の難しいトンネル栽培での1粒まきは極力避ける。 ・10a当たり5~6万粒程度での密植栽培が望ましい。 ・洗浄時の裂根の割合を抑えるため、雨天直後の収穫を避け、収穫の翌日に洗浄する。 1.圃場準備 良品収穫のため、にんじんの連作は避ける。圃場の排水性を高めるため、作付け前に深耕を行うことが望ましい。作付け前の未熟堆肥施用は、岐根やしみ腐病発生の原因となるため避ける。岐根やネコブセンチュウ、ネグサレセンチュウによる被害低減のため、センチュウ防除の土壌消毒を実施する。 2.施肥 前作の残肥を考慮して設計する。10a当たり窒素5~15kg、リン酸10~25kg、カリ5~15kgを目安とする。ただし、火山灰土ではリン酸を10a当たり20kg以上施用することが望ましい。 本品種は生育後半に肥大するため、緩効性肥料の使用若しくは追肥の施用をすることが望ましい。 低pHは、初期生育不良やしみ腐病の発生を助長するため、苦土石灰等を使用して土壌pHを6.0~6.5に補正することが望ましい。 3.播種 夏まきの播種期は、中間地(関東地区)では7月25日~8月15日、暖地(九州)では8月15日~31日を目安とし、播種期に応じて株間を調整する。春まきの播種期は、中間地(関東地区)では12月下旬~3月上旬、暖地(九州)では11月下旬~3月上旬を目安とし、夏まき同様播種期に応じて株間を調整する。黒葉枯病に強く、しみ腐病に強いため、6月以降の収穫でより特性が活きる。冷涼地の初夏まき秋どりの播種期は、5月初旬~6月下旬を目安とする。 夏まきの作型で過度の早まき(7月25日以前)とすると、欠株が発生しやすくなり、根形の乱れや根部形状の不揃い、根長が20cmを超える青果物の割合が増加しやすくなるため、播種適期を守る。 青果出荷用の場合にはやや密植気味の株間5~6cm、加工業務用の場合には株間7~10cmを基準とし、栽植密度を設定する。 深まきは避けて覆土は1~2cm程度とする。 1粒まきも可能であるが、欠株を避けるために2~3粒まきを行うとともに、ネキリムシの防除を行うことが望ましい。 4.潅水 本品種は、発芽に際して水分要求度が高い。発芽と初期生育を揃えるため、播種直後から本葉2~3枚展開時まで十分に潅水を行うことが、本品種の特性を発揮させるための要点である。 5.雑草防除 初期生育が緩慢で雑草の生育に負けるケースがあるため、初期の雑草防除をしっかり行う。なお、圃場に発生する雑草の種類を考慮して除草剤を選定する。散布時期やニンジンの生育ステージ、気温、土質によって薬害を生じ易い除草剤があるため、除草剤の選定と散布時期の設定に際して、最寄りの普及所の指示に従うことが望ましい。 6.間引き 必要に応じ、本葉4~5枚期に間引きを実施する。 7.追肥 間引き後、生育状況に応じて追肥、中耕を行う。追肥は、窒素とカリ主体に、10a当たり窒素3kg程度を施用する。砂質土壌で肥料が流亡しやすい場合は、追肥の施用量を増やす。夏まき越冬どり栽培で土寄せを行う場合は、通路が葉で覆われる前、もしくは降霜前に実施する。本品種は吸い込み性が非常に強いため、従来の慣行栽培で土寄せを実施していない場合は土寄せは不要である。 8.病害虫防除 適宜、薬剤散布を行い、早めの防除を心がける。 9.収穫 洗浄時の裂根の割合を抑えるため、雨天直後の収穫を避ける。収穫の翌日に洗浄を行うとより望ましい。

スティックミニ人参

スティックミニ人参

宝種苗株式会社

人参スティックや素揚げなど。生でおいしいミニ人参! ■特性・栽培のポイント ・播種後80日前後で、根長15cm前後、根径1.5cm前後になる極早生ミニ人参。 ・甘味があり生食にも向く。泥つき、葉つきのまま出荷しても直売所等で人気が高い。 ・周年栽培が可能ですが、暖地での高温期の栽培は避けてください。 ・株間は2cm前後で栽培してください。 ■播種期(暖地) ・ハウス・トンネル 10月~3月播種 ・露地春蒔き 4月~5月播種 ・露地秋蒔き 8月~9月播種 ※6,7月の播種は高温のため避けてください

パックン長

パックン長

株式会社タカヤマシード

丸ごと料理に使える! ■特性 1.ウィンナーソーセージのような小型の円筒形をした極早生ミニ人参である。 2.草姿は立性、草丈は低く、葉色は濃い。 3.生育日数70~90日で根長10~12cm、根径1.5cmの大きさに達し、収穫可能となる。 4.根部は肌が滑らかでツヤがあり、根色・芯色ともに濃橙紅色で美しく、芯は細い。肉質はやわらかく、水分、甘味に富み生食や丸ごと調理するのに適する。 ■ポイント 1.保水力があり、肥沃な圃場がよい。 2.種子は10cm間隔に条まきし、2回位間引きし株間を3~5cmとする。 3.肥料は元肥主体とし、間引時に追肥を行う。

ピッコロ

ピッコロ

タキイ種苗株式会社

生でおいしい、作りやすい極早生種! ■特長 ・ウインナソーセージの形に似た小型の極早生種。 ・生育日数70〜90日で、根長10〜12cm、根径1.5〜2cm程度になる。 ・肌は滑らかでツヤがあり、肌・芯ともに鮮紅色で美しい。 ・肉質は歯切れがよく、やわらかで、水分と甘みに富む。 ・プランターやコンテナでの栽培にも適する。 ■栽培の要点 ・葉数が少なく草勢がおとなしいので、黒葉枯病などに侵されないよう早めに予防する。 ・種子は5〜10cm間隔に条まきし、本葉2〜3枚時に株間1.5cm、4〜5枚時に株間3〜5cmに間引く。 ・施肥は元肥主体で速効性肥料を施用し、間引き時に液肥を追肥する。

ベーター536

ベーター536

株式会社サカタのタネ

夏まきで幅広く使える中早生ニンジン ■特性 1. 根長約18cm、根径約5cm、形状はやや肩張りし尻詰まりがよいです。 2. 播種後100~110日で収穫可能な中早生品種です。 3. 初期生育が早く、発芽後の管理が容易です。 4. 早生性と在圃性のバランスがよく、収穫適期の幅が広いです。 5. 葉は生育旺盛で黒葉枯病や斑点病に強く、寒さによる枯れにも比較的強いです。 6. しみ腐病に強く、栽培しやすいです。 ■適応性 夏まき秋冬収穫の作型では、播種時期と株間を調整することで、年内から年明けまで収穫が可能です。一般地では8月上旬~下旬播種、暖地では8月上旬~9月上旬播種の作型に適します。土壌や気象条件に左右されにくい品種のため、作場は選びません。冬まきトンネル栽培や春まき露地栽培では、抽苔する可能性が高いため栽培を避けてください。 ■圃場準備・土づくり ニンジン栽培では、pH6~6.5になるように酸度矯正をし、完熟した堆肥を10a当たり2~3tを目安に投入します。未熟堆肥や播種直前の堆肥投入は肌荒れや又根の原因になるため注意して下さい。地下水位が高い圃場や排水性が悪い圃場では高畝などの措置をとり、排水性の確保に努めます。「ベーター536」は葉の生育が旺盛なので、葉を大きく作りすぎないように窒素成分量を慣行栽培基準より控えてください。過剰施肥は病気の発生や根の生育遅延につながるので注意してください。 ■播種 ニンジンは発芽が難関となる作物です。深さ5~10mm程度の溝に、1~2cm間隔で播種を行います。その後、種子が隠れる程度に覆土を行い、しっかりと鎮圧を行います。ニンジンは発芽に多くの水分を必要とするため、播種後は乾燥させないよう灌水をします。播種してから発芽がそろうまで7~10日ほど日数がかかりますので、その間の乾燥は避けるように注意してください。 ■栽培管理 本葉が2~3枚頃から間引きを開始し、5~6枚までには株間5~8cmになるよう1本立ちさせます。株間は収穫期に合わせて広げることが重要となります。追肥は間引きした後を目安に、生育に応じて施して下さい。ニンジンが肥大し始めてから追肥を行うと、裂根の原因になるので注意して下さい。肩部に日が当たると青首・赤首に着色するため、葉が条間を覆う前に必ず土寄せを行ってください。「ベーター536」は黒葉枯病や斑点病には強いですが、発病した場合は生育に大きな影響を及ぼすため、予防中心の防除を心掛けるようにしてください。 ■収穫 一般地夏まきで播種後100~110日後で収穫可能となります。根長約18cm、根径約5cmで根先が詰まってきたときが収穫適期となります。裂根などが少なく、収穫適期の幅が広いため、用途に応じて収穫時期をずらすことが可能です。葉は寒さによる枯れに比較的強いため、機械収穫に適しています。甘皮がやや厚めなので、洗果時間は従来品種よりやや長めに行ってください。収穫・洗果後は品質保持のため、速やかに日が当たらない低温条件下に置いてください。

べにゆたか

べにゆたか

渡辺農事株式会社

低温肥大性高く、良く揃う晩抽早生品種 ■特性 ・根長16~18cm。低温肥大性、揃い性に優れ、尻詰りが良い晩抽早生品種。 ・しみ腐病に強く、収穫後の変色が出にくい。 ・草勢おとなしく立性のため、作業性に優れ、機械収穫にも適する。 ・中間地夏蒔きでは盆明け以降の遅まき早どりの作型に向く。 ■栽培のポイント ・適度な水分条件のもとで発芽を揃えて初期生育をスムーズに進める。 ・草勢がおとなしいため葉枚数をしっかり確保することが安定した肥大につながる。 ・トンネル栽培では初期に換気をし過ぎず、生育に合わせる。

べによし五寸

べによし五寸

渡辺農事株式会社

カロテン・甘味に富んだ早生種 ■特性 ・あまくて、やわらかく、カロテンなど栄養価が高い。 ・抽苔が少なく、春蒔きできる。 ・尻詰りの良い短円錐形で肥大が早い ・肌は滑らかで根色、芯色とも良く着色する。 ■栽培のポイント ・肥沃で水はけの良い畑を選び、元肥を主体に多めの施用をする。発芽から順調に生育させることで良品が多収となる。 ・一般の火山灰土壌では、10aあたり、チッソ15kg、リンサン30kg、カリ15kgを標準とし、夏蒔きは少なめ、低温期蒔きは多めとする。 ・肥大が早いため、無理な早蒔きはせず、順調に生育させ、早めに収穫する。 ・播種を遅らせて肥料を多めにすると肥大が早まり、シミなどの障害が少なくなる。 ・生育中に中耕して除草、排水改善をし、青首を防止する。弱い雨の後中耕して土中に酸素を供給すると肥大促進となる。

メロディーライン

メロディーライン

松永種苗株式会社

食味最高レベル! 超密植栽培可能な“スナックニンジン” ■品種特性 ・バンチング(葉付き収穫)タイプのミニニンジンで、適期栽培で播種後70日頃 から収穫できる極早生品種です。 ・10cmくらいのミニサイズから、少し収穫を遅らせて20cm程度のやや大きな サイズにしても収穫できる。 ・通常の五寸ニンジンと違い、極端に肩の張らない品種のため、形が崩れにくく、いつでも細身の円筒形ニンジンとなる。 ・晩抽性が強く、春まきと夏まきの両作型に対応しています。 ・皮が薄く、スナック感覚でそのまま生食でき、肉質は歯切れがよく、甘みがありおいしい。 ・葉も毛じが少ないので葉ニンジンとして利用が可能です。 ■栽培のポイント ・密植栽培が可能。薄いすじ蒔き(株間1〜2cm程度)で間引き無しで栽培できます。

1〜20品種 / 全60品種中

ニンジンの関連タグ

ミノリス日誌バナー