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ミニトマト 株式会社サカタのタネ 種苗会社の品種情報ページ

肉厚で酸味の少ない、甘みたっぷりのプラム形ミニトマト ■特性 1. 萎凋病(F:R-1,2)、ToMV(Tm-2a型)、葉かび病、斑点病に抵抗性のミニトマトです。 2. 草勢はややおとなしく、栽培しやすいです。裂果の発生が少なく、上物率が高いです。房どりも可能です。 3. 果実はプラムタイプです。肉厚でゼリーが少なく、高糖度です。丸玉とは異なる食感で、食味極良です。果実はテリがあり、果色が鮮やかです。 4. 下段はシングル花房で、上段からダブル花房となり、多収です。 ■適応性 促成・夏秋栽培に最も適し、抑制栽培も可能です。 ■育苗・育苗管理 播種床の地温は25~28℃とし、播種後14日ぐらいの本葉1.5枚時に移植を行います。葉と葉が接触するころに苗広げを行い、育苗面積を十分にとります。肥料不足のときは液肥などで追肥を行います。ミニトマトで問題となる異形株の発生はありません。 ■定植準備 作付け前に圃場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を立てます。元肥量は團場により異なりますが、10a当たり成分量で窒素15~20㎏、リン酸20~25㎏、カリ15~20㎏を標準とします。 ■定植および定植後の管理 定植は第1花開花前を基本とし、若苗定植も可能です。灌水は、1段着果~果実肥大期ごろを目安に行い、初期からスムーズに生育させます。追肥は3段花房開花ごろを目安に草勢を見て行います。 ■栽培上の注意点 ・ 草勢がややおとなしく、着果性がよいので、早めの灌水、追肥による樹勢の維持がポイントです。 ・ 温度管理は最低夜温10~11℃で管理し、マルハナバチを使用する場合12℃程度を確保するようにします。従来の品種と比較して花粉の稔性はよいです。 ・ 裂果に強く、日持ち性がよいので、赤熟収穫を心がけます。 ・ 抑制栽培等の高温期の栽培では、花数が多くなり小玉傾向となることがあるので、元肥をやや控えめにし、極端な若苗定植をさけるようにします。上段が多花傾向になった場合は、花数を制限します。 ・ 節間はやや伸びるので、長段栽培では斜め誘引を行います。 ・ ヘタは丸玉と比較してとれやすく、ヘタつき出荷の場合、注意します。

品種特性

基本特性

栽培適性

品質・作業性

メーカー情報

株式会社サカタのタネ

信頼できる種苗メーカーとして、高品質な品種を提供しています。

栽培農場

2件の農場で栽培中

ハーベスト

熊本県熊本市西区上代7-26-3

有限会社大塚ファーム

北海道石狩郡新篠津村第36線南42番地

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