愛 娘さくら
1番果はもちろん、2番~3番果まで とにかく空洞・変形・裂果少なく、 最後まで極めて高い秀品率。 肥大や糖度のバラツキも極めて少ない。 ■特徴 ・草勢は中程度。 ・1番果はもちろんのこと、2~3番果を収穫する作型においても空洞果・裂果・変形果の発生が極めて少ない。 ・花粉の発生が極めて良く、雌花着生も安定しており、着果性の良さは「愛娘」シリーズの中でもナンバーワン。 ・果皮色は濃緑で太めの縞が入る外観。果重は1.8~2.5kgで特に玉揃いが良い。果形はほぼ球形。 ・果肉はやや硬めの濃桃紅色。糖度13度でシャリ感あって食味に優れる。個体の糖度・食味のバラツキも極めて少ない。 ・ハウス5月収穫で開花後33~35日の早生。 ■栽培のポイント ・着果性の良さを生かした無加温ハウス年内定植の長期栽培や、トンネル・露地の比較的早い作型が最適。 ・基本的に主枝4本仕立て3果穫りとする。長期栽培では、1番果収穫までにしっかりとした根群を作ることが重要な為、湿度がこもらないようハウスの換気に留意。花粉発生が極めて良いので、濃緑で厚みのある葉を持たせる事を優先する。 ・着果性が良いため、低節位着果に注意。18~20節程度の充実した雌花が開花するまで着果させないこと。また、場合によっては着果数制限・ハチ入れ期間の制限が必要。 ・初期肥大後は換気をしっかりと行って内容の充実を図る。ただし裂果防止のため収穫期には急に冷やさないよう注意。 ・長期栽培においては草勢維持のために他品種と比べて灌水の回数・量ともに増やすのが良い。特に高温乾燥時期や草勢低下の場合には「スイカには水はやらないもの」という考えはお捨て下さい(収穫の数日前にあれば糖度にはあまり影響はありません)。
                  
                    スクリーンショット