Cf小鈴
裂果が少なく食味の良いミニトマト ■特徴 タイプ ミニ (トマト) 耐病性 IR : N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), F1:萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病 特性 草勢:強 果重:15-20g 花数:20-30 果色:濃赤 果形:丸 裂果:極少 適応作型 抑制 促成 半促成 おすすめポイント 裂果が少なく食味の良い越冬栽培向けミニトマト。厳寒期でも安定した草勢を維持しやすい。 ■品種の特性 1. 中葉で節間が短く草勢は強いが、土壌水分や肥料に鈍感で芯止まり症や異常茎が出にくく栽培し易い。 2. 花房は3-4段目付近から2-3本に枝分かれすることが多く、着果性に優れ、1花房あたり20-25果程度で安定する。 3. 一果重15-20gで果揃いが良く、省力的である。果色は濃赤色でやや光沢があり、荷姿が非常に美しい。食味は甘みとコクがあって美味。 4. 果実は硬く、収穫・調整時の作業性や輸送性・店もち性に優れる。裂果は極めて少ない。 5. ToMV(Tm-2a)、萎凋病レース1、葉かび病(Cf9)に耐病性強。ネコブセンチュウに耐病性中程度。斑点病に耐病性中弱。 6. 越冬長期どり、半促成および抑制栽培に適する。 ■栽培のポイント 1.圃場準備 元肥は窒素成分量で10kg/10aをおよその目安とし、前作の肥料残効を考慮して施用する。育苗ハウスや定植するハウスの周囲に網を張って害虫の侵入を防止する。 元肥が多過ぎると定植後の芯止まり症や異常茎の原因となるため注意する。 2.育苗 育苗は素直な苗作りを心がける。潅水を控え気味にし、鉢ずらしを早めに行い、節間が短めのがっちりした苗を養成する。定植苗は蕾が小さく見える程度~第一花房の第一花が開花する少し前程度を目安とする。若苗定植は草勢が強くなり過ぎ、芯止まり症や異常茎の原因となるため避けることが望ましい。 3.定植 高温期に定植する場合、活着するまでに株元に少量多潅水し、必要に応じ軽い遮光を行う。活着後は潅水を控え、根張りを良くし、過繁茂になり過ぎないよう注意する。 高温時に花数が極端に多くなる場合、先端を摘果する。着色し始めたら3枚位ずつ下葉かくが、最低でも葉数18枚は確保し良品生産を心がける。 追肥・潅水は第三花房開花頃から草勢と土壌水分の状態を見ながら開始し、少量多潅水を基本とする。 収穫期が高温や多日照のときには、着色時の障害(果実表面の硬化による裂果・着色不良・食味低下など)を防ぐため、果実に直接日光が当たらないよう葉陰を作るか、日中の数時間の遮光により果実を保護する。
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