青帝
生育旺盛で強健、早生。そろいよく、とくにトウ立ち遅い ■特性 1. 草姿立性で株元の張りがよく、荷姿よく商品性が高い。 2. 発芽時より生育旺盛で、そろいがよく早生で強健です。夏まきをはじめ、周年栽培しやすい。 3. 低温下でも生育もよいので、秋の遅まきから春まきで最も特性を発揮する。 4. 葉、軸とも繊維分が少なくてやわらかく、油いため、煮食、漬物、汁の実など、幅広い料理に向く。 ■適応性 生育適温としては、20℃前後の温暖な気候が最も適します。 高温には比較的強いですが、生育の前半に寒冷紗トンネルを利用することで、病害虫も少なく、よい成績を上げることができます。低温にはやや弱いですが、トンネル、ハウスの利用により、冬期でもよくできます。 土壌の適応性が広く、一般野菜の栽培地帯なら、ほとんどのところで栽培できます。 ■畑づくり(圃場準備) 一般に幅120~150㎝、通路60㎝、高さ10㎝ぐらいの床栽培が行われており、株数が多く収穫できます。 ■肥培管理 元肥中心で、10a当たり各成分13㎏程度を標準とし、高温期は少なめ、低温期は多めに施します。堆肥施用は効果が高いです。 ■播種と育苗 一般的には直まきが多く、バラまきまたは1穴3粒の点まきとし、本葉2~3枚ごろまでに1株に間引きます。移植栽培の際は、ポットまきし、本葉3~5枚で定植します。マルチ利用は生育促進と泥よけ効果があり、収穫調整が容易となります。 ■播種 栽植距離として、高温期は15×15㎝、低温期は12×12㎝以上とします。 ■病害虫防除 害虫防除にはパオパオ90、寒冷紗などを用いたトンネル密閉栽培が効果的です。被覆資材は収穫1~2週間前に除去し、葉色や光沢などの品質向上を図ります。 ■収穫 1株重100~150gぐらいでの出荷が多いです。株元から収穫し、開いた下葉を2枚ほど除去して、2~3㎏詰めダンボールに入れて出荷します。
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