大納言小豆
秋後半に色のよい大粒の子実が多量にとれる! 子実は長楕円形で、ごく豊産。種皮は鮮やかな紫赤色。 草丈は60cm程度で、茎が太く、分枝数の多い多収性に富んだ晩生種。 粒の揃いと光沢がよく、煮ても皮切れがない。 土づくり 1平方メートル当たり苦土石灰2握りをまき、元肥として完熟堆肥2~3kg、化成肥料3握りを施して深耕します。 タネまき マメ類の中では最も酸性土に弱く、また連作もできません。うね幅60cm、株間40cmの1条で、1カ所3~4粒ずつまきます。 その後の管理 発芽揃い後に1カ所2本に間引きます。乾燥を嫌うので水やりに注意します。開花期に追肥を与えると収量が多くなります。収穫は莢が黄変してから行います。 ※10平方メートル(3坪)当たり播種量:60~80ml 特長 ●種皮はアズキ色といわれる鮮やかな赤紫色。 ●草丈は60cm程度で茎太。 ●分枝数が多く、多収の晩生種。 ●粒のそろいとツヤがよく、煮ても皮切れが少なく、香りがよい。 栽培の要点 ●中間・暖地や中山間地の肥沃地に適する。 ●早まきの方が栽培が安定し、遅まきでは収量が低下する。 ●1m2に6~7株植えで、1株2本立ちが目安。 ●より収量を上げるためには、開花期の追肥の効果が大きい。
                  
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