陵西一寸
ソラマメ本来の風味を伝える品種 ■特徴 特性-1 草勢:強 早晩性:中早生 特性-2 一莢粒数:2~3粒 豆皮色:緑 豆の大きさ:大 特性-3 作型:促成~普通 収量:やや多 用途:青果 ■品種の特性 1. 河内一寸より1週間位早生で、大莢で3粒莢が多く、収量の6割を占める豊産種。粒は揃いよく上物率が高い。 2. 低温処理をしたハウス栽培では11~4月の長期多収どりができ、10a当り2t以上の収量となる。 3. 粉質で甘味があり風味たっぷり、食味すこぶる良い。 ■栽培のポイント 1.ソラマメは涼しい気候を好み、20℃前後で良く発芽し、生育適温は16~20℃で耐暑性・耐寒性弱く、花は0℃前後で寒害を受け、最低気温が5℃に下がると落下し、結実不良となる。(-2℃で障害) 2.花芽はほかのマメ類と異なり、生育中いずれかの時期に低温にあわないと分化しない性質がある。 3.種子は15~20℃で良く発芽し、10℃以下と30℃以上では発芽が著しく低下する。 4.本葉5枚位までは寒さに強いが、それ以降は耐寒性弱く、花芽分化すると-5℃で枯死する。 5.開花結実には、最も日光を好むので、日当たりの良い畑を選ぶ。 6.他のマメ類より多くの水分を必要とし、乾燥の害を受け易いので、耕土の深い壌土等が適する。(生育期間のPF1.8~2.0) 7.酸性を嫌うので石灰を充分施す。(PH6.0~6.5) 8.連作を嫌うので4~5年輪作が必要である。
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