栽培環境・条件

ハウス栽培向きソラマメのソラマメ品種一覧 全7種類

ハウス栽培向きソラマメ ハウス栽培向きソラマメとは ハウス栽培向きソラマメとは、施設(ビニールハウス)内での栽培に適した特性を持つ品種群を指す栽培特性の区分です。ソラマメは露地での秋まき越冬栽培が基本ですが、ハウス栽培を組み合わせることで収

ハウス栽培向きソラマメについて

ハウス栽培向きソラマメ

ハウス栽培向きソラマメとは

ハウス栽培向きソラマメとは、施設(ビニールハウス)内での栽培に適した特性を持つ品種群を指す栽培特性の区分です。ソラマメは露地での秋まき越冬栽培が基本ですが、ハウス栽培を組み合わせることで収穫時期を大幅に前倒しし、市場価格が最も高い時期に出荷できる体系が確立されています。

ハウス栽培向き品種の特性として重要なのは、「バーナリゼーション(春化処理)」への応答性です。ソラマメは通常、冬の低温にさらされることで花芽が分化します(低温春化)。ハウス栽培では種子や幼苗の段階で人為的に低温処理(バーナリ処理)を行い、この低温要求を満たしてから定植します。ハウス栽培向き品種は、このバーナリ効果が効きやすい(バーナリ反応性が高い)特性を持ち、低温処理後に安定した花芽分化と着莢を実現します。

低温処理の方法は、育苗段階で種子または幼苗を3〜5℃程度の低温に一定期間さらすのが一般的です。その後ハウスに定植し、加温・保温によって生育を促進します。暖地では11月前後に定植し、翌年3〜4月に収穫する体系が代表的な作型です。

ハウス栽培の最大の優位性は、出荷時期の前倒しによる高単価の実現です。露地の早生品種でも4月中旬〜5月の収穫となるところ、ハウス栽培では3月下旬〜4月上旬の収穫が可能です。ソラマメは「旬」が明確で出荷初期ほど単価が高い品目であるため、ハウス栽培による前倒し出荷は経営上の大きなメリットをもたらします。

ハウス栽培向きソラマメのメリット

ハウス栽培向き品種を選ぶ最大のメリットは、市場競争力のある時期に安定出荷できることです。

生産面では、ハウス内の環境をコントロールできることが大きな利点です。露地栽培では天候に左右される開花・着莢の安定性が課題ですが、ハウス内では温度・湿度を管理しやすく、開花期の急激な気温変動による落花・着莢不良のリスクを軽減できます。ヴィルモランみかど株式会社の「ハウス陵西」は「着莢性が高い早生種で、ハウス長期どりが必要な上段までの着莢が安定している多収種」として育成されており、ハウスの特性に応じた安定した着莢を実現します。

長期どりによる収益の最大化も、ハウス栽培の経営面でのメリットです。同品種の「ハウス陵西」には「ハウス長期どりが必要な上段までの着莢が安定している」という記載があり、収穫期間を長く確保できる品種特性が評価されています。低温処理を施したハウス栽培では11月〜翌年4月の長期多収どりが可能な品種もあり、収穫期間の延長が収益の底上げにつながります。

品質面でも、ハウス栽培は安定した品質を確保しやすい栽培体系です。収穫期の急な雨や高温に左右されにくく、莢の変色・品質低下のリスクが露地よりも抑えられます。市場や量販店への安定供給という面でも、ハウス栽培の品質安定性は評価されています。

適した品種の特徴

ハウス栽培向き品種に共通して見られる特性として、まず草勢の強さが挙げられます。ハウス内では遮光がないかわりに、温度・湿度が上がりやすい環境です。草勢が強い品種はハウス環境に適応しやすく、安定した生育が期待できます。

バーナリ効果(春化反応)への応答性が高い品種が選定の基準になります。株式会社サカタのタネの「打越一寸」は「バーナリ効果はよいほうなので暖地のハウス・トンネル・露地での早出し栽培に向きます」と明記されており、低温処理によるハウス早出し栽培に対応した特性を持ちます。

着莢の安定性と上段への着莢能力も重要な特性です。ハウス栽培では株の上段まで採光が届きにくくなるため、上段でも安定して着莢する品種が多収につながります。「ハウス陵西」の「ハウス長期どりが必要な上段までの着莢が安定している」という特性は、この観点から高い評価を受けています。

大莢・多収の特性を持つ品種もハウス栽培では重要です。ヴィルモランみかど株式会社の「陵西一寸」は「低温処理をしたハウス栽培では11〜4月の長期多収どりができ、10a当り2t以上の収量となる」と記載されており、ハウス栽培体系との相性の良さが具体的な収量数値として示されています。

栽培のポイント

ここからが実際の栽培で差がつくところです。ハウス栽培向きソラマメの品質と収量を左右する最大のポイントは、バーナリ処理の精度と定植後の温度管理です。

バーナリ(低温)処理は、品種に応じた処理温度・処理期間を守ることが重要です。八江農芸株式会社の「肥前みどり」には「厳寒期を経過するハウス栽培で、3月収穫までの作型では90日内外を要し、4月に入ると急速に成熟期が早まります」という記載があり、ハウス栽培における生育日数の変動を把握しておくことが計画的な出荷管理の基本です。

定植後の活着管理も丁寧に行う必要があります。八江農芸株式会社の「唐比の春」では「低温処理を行った場合、活着までの潅水管理を徹底してください。土壌が過乾燥や過湿状態にならないよう留意してください」と記載されており、低温処理後の苗は通常の苗よりも細心の管理が求められます。

整枝・誘引の徹底もハウス栽培では特に重要です。「唐比の春」の栽培ポイントには「品質の向上には整枝誘引を徹底します。誘引を徹底することでハウス栽培では採光に努め」という記載があります。ハウス内では株が密になりやすく、採光不足が着莢・肥大不良の原因となるため、誘引による採光の確保が露地栽培以上に重要です。

アブラムシ類・ウイルス病の防除にも注意が必要です。ハウス栽培ではアブラムシが発生しやすい環境が作られやすく、ウイルス病の媒介リスクが高まります。「唐比の春」には「ウィルスへの感染防止に留意してください。定植時に浸透性の農薬を土と混和、施薬することが」という記載があります。ウイルス病は治療薬がなく、予防的防除が唯一の対策です。

※農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認し、ラベルの記載内容に従ってください。

品種選びのコツ

ハウス栽培向きソラマメの品種選びでは、まず「バーナリ反応性の高さ」が最初の確認事項です。低温処理に対してしっかりと花芽分化が進む品種かどうかを、品種カタログや担当メーカーに確認することが重要です。

草勢の強さと着莢の安定性も重要な確認ポイントです。草勢が強い品種はハウス内の温湿度環境に耐性があり、長期間にわたる安定した収穫を期待できます。「ハウス陵西」は「草勢強く、病気に強く、分けつ枝も強いので多収」という特性を持ち、ハウス栽培の環境条件への適応性が高い品種です。

粒の大きさ・3粒莢率・食味などの品質特性についても、露地栽培と同様に確認しておくことが重要です。ハウス栽培でも市場評価の高い大粒・高品質の莢を安定して生産することが目標であり、品質特性の確認は欠かせません。「ハウス陵西」は「大莢の3粒莢が多くL級で良く揃い、商品化率が高い」という品質特性を持ち、ハウス栽培での高品質生産に対応しています。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、ハウス栽培の導入コスト(加温・設備費)と早出し出荷による単価メリットのバランスを事前に試算することも重要です。特に加温の有無(無加温トンネル・有加温ハウス)によって投資コストが大きく変わるため、地域の気候条件と経営規模に合わせた体系設計が必要です。

品種選びで合わせて確認しておきたいポイントをまとめます。

  • バーナリ(低温処理)反応性の高さ
  • 定植から収穫までの生育日数(作型設計に必要)
  • 草勢の強さとハウス環境への適応性
  • 上段までの着莢の安定性
  • 大莢・大粒・3粒莢率の高さ
  • 病気(特にウイルス病・アブラムシ)への対応力
  • 食味(粉質系・粘質系の違い)
  • 地域の気候条件との適合性

市場動向とこれから

ソラマメのハウス栽培は、主に暖地(鹿児島・千葉・愛媛・香川など)の先進産地で確立された栽培体系です。これらの産地では3〜4月からの早期出荷が定着しており、市場での「春の旬ソラマメ産地」としてのブランドを確立しています。

意外と知られていないのですが、ソラマメのハウス栽培は年々栽培技術が精緻化されており、バーナリ処理の管理・定植時期の最適化・ハウス内の温度管理など、産地ごとの技術蓄積が競争力の源となっています。同じハウス栽培でも産地間で出荷時期が1〜2週間異なることがあり、この差が単価に直結するため、技術的な優位性の確立が産地にとって重要な課題です。

市場での需要動向としては、春の旬の早期出荷ソラマメへの需要は安定して高く、今後も大きな変化は見込まれません。一方、消費者の健康意識の高まりや食の多様化を背景に、量販店・直売所ともに高品質で差別化されたソラマメへの関心は高まっており、ハウス栽培による高品質な早出し品には安定した商機があります。

中間地・寒冷地では無加温トンネル栽培との組み合わせによる前倒し出荷も試みられています。暖地ほどの大幅な前倒しは難しいですが、資材コストを抑えながら1〜2週間の前倒しを実現する体系として、普及の余地があります。

まとめ

ハウス栽培向きソラマメは、バーナリ(低温)処理に対する反応性が高く、施設栽培での安定した着莢・肥大・長期多収どりに対応した品種群です。露地の早生品種より1〜2週間以上早い3月下旬〜4月上旬の出荷を実現し、市場価格が最も高い時期に安定供給できる経営上のメリットがあります。

品種選びにあたっては、バーナリ反応性・草勢・上段着莢の安定性・病気への対応力を確認し、地域の気候条件と作型設計に合った品種を選定することが重要です。ハウス栽培の導入に際しては、加温・設備コストと早出し単価メリットのバランスを試算したうえで、産地の技術体系に合わせた品種選定を行ってください。ハウス栽培向きソラマメの品種一覧は、ミノリスのソラマメ品種ページからタグで絞り込んでご確認いただけます。

7品種 表示中
打越一寸

打越一寸

株式会社サカタのタネ

3粒莢が多く、多収、草勢が強く、栽培しやすい中早生品種 ■特性 ・一寸ソラマメの中から、3粒莢が多く、しかも総着莢数の多い系統を選抜した品種。 ・中早生品種。草勢が強く、寒さにも比較的強く、つくりやすい。 ・莢の色は濃緑色で光沢があり、豆は3cm前後となりそろいがよい。 ■適応性 土壤適応性は広いですが、保水力のある埴壤土で耕土の深い地力のあるところがよく、土壤酸土pH6.5~7.0が適します。連作はさけます。生育適温15~20℃。耐寒性は比較的強いです。 バーナリ効果はよいほうなので暖地のハウス・トンネル・露地での早出し栽培、寒冷地の春まき栽培に向きます。また、一般普通栽培でも能力が高いです。 ■肥培管理 緩効性肥料を主体に10a当たり成分で窒素7㎏、リン酸12㎏、カリ7㎏、苦土石灰120㎏、堆肥1,000kgを標準とします。 水田裏作は高畝で排水をよくし、肥料は2~3割増やします。追肥は開花少し前に窒素、カリを2~3㎏施用します。 ■播種 発芽適温は5~20℃です。まき方は、オハグロを斜め下にして種子が少し見える程度に挿します。十分灌水し、乾燥を防ぐために敷ワラをします。 定植時の苗の大きさは、本葉1.5~2枚が適期で大苗になると植え傷みしやすいです。栽植密度は1.5~1.8m×50㎝です。10a当たり1,100~1,300株が標準です。 直まきは、2㎝くらい覆土する深さにまきます。なお欠株の補植用として圃場の隅にも少しまいておきます。 ■病害虫防除 赤色斑点病、さび病、アブラムシ、ウイルス病、ソラマメゾウムシなどが発生するので予防に努めます。 ■収穫 莢に光沢が出てきて莢の縫合線が黒くなり、莢が上向きから水平になったころが適期です。 ■各作型の栽培のポイント 1.ハウスまたはトンネル栽培(暖地) 8月上旬~9月下旬に催芽して根が2~3㎜伸びたころに、3~5℃で20日~25日間低温処理し、ポット育苗します。育苗中は寒冷紗をかけウイルス病を防ぎます。定植は10月上旬~11月上旬です。 2.普通栽培(中間地) 播種は10月中旬~下旬です。定植は10月下旬~11月上旬です。あまり早まきするとウイルス病の発生が多くなり、また、年内に生育が進みすぎ寒害を受けやすくなるので本葉4~5枚で越冬するようにします。 3.春まき栽培(寒冷地) 2月中旬~下旬に無加温ハウスに播種します。3月中旬までポット育苗し定植します。春まきは分枝数が少ないので、栽植距離は1.0×0.3mとし、10a当たり3300株が標準です。ソラマメは、低温で花芽分化するので、播種期が遅くなると着莢数が少なくなります。適期に、播種、定植することが大切です。

打越緑一寸

打越緑一寸

株式会社サカタのタネ

3粒莢が多く、むき実の色が極濃緑で食味のよい中早生品種 ■特性 1.3粒莢率が高く、総着莢数の多い多収品種。 2.草勢は中程度で「打越一寸」よりややおとなしい。熟期は「打越一寸」と同程度の中早生品種。 3.莢の色は濃緑色で光沢があり、むき実の色は極濃緑。 4.莢はやや細身だが、むき実は3cm前後の大きさでそろう。 5.青果用として粉質で食味がよい。 6.むき実販売でパック詰めしたときに緑色が引き立つ。 ■適応性 土壌適応性は広いが、保水力のある埴壌土で耕土の深い肥沃な土壌がよく、土壌酸土pH6.5〜7.0が適します。生育適温15〜20℃で、耐寒性は比較的強い方です。 作型は秋まき栽培から暖地のハウス・トンネル・露地での早出し栽培、高冷地や冷涼地の春まき栽培に適応性があります。 ■畑づくり(圃場準備) 連作を嫌うので3〜4年の間隔をあけて栽培します。ソラマメは根粒菌による窒素供給があるので窒素肥料はやや少なめとします。元肥は緩効性肥料を主体に10aあたり成分量で窒素8〜9kg、リン酸12kg、カリ8kg、堆肥2t、苦土石灰120kgを標準とします。pH6.5〜7.0の土壌を好むので酸性度を加味して加減します。水田裏作は高畝で排水をよくし、肥料は2〜3割程度増やします。追肥は開花少し前の整枝時と着莢最盛期に窒素、カリを3kg程度施用します。 ■播種 発芽適温は20℃前後。排水性のよい無病の床土に播種します。水に浸漬して播種すると発芽が悪くなるので、浸漬せずに直接お歯黒部分を下にして種子が隠れる程度の深さにまきます。播種後、十分灌水して敷わらや新聞紙等で覆い乾燥を防ぎます。 ■定植および定植後の管理 定植時の苗の大きさは、本葉2〜3枚が適期で、大苗になると活着が悪くなります。栽植密度は1.5m×40〜50cm、10aあたり約1,300〜1,700株が標準です。 直まきは、鳥害の予防や乾燥防止のため2cm位覆土する深さにまきます。なお欠株の補植用として圃場の隅に2割程度まいておきます。 ■病害虫防除 赤色斑点病、輪紋病、さび病、ウイルス病が発生するので予防に努めます。 ■収穫 光沢が出てきて縫合線が黒くなり、莢が上向きからやや下向きになったころで、お歯黒部にわずかに黒い筋が見えるころが収穫適期です。

ハウス陵西

ハウス陵西

ヴィルモランみかど株式会社

ハウス長期どりに最適 ■特徴 特性-1 草勢:強 早晩性:中早生 特性-2 一莢粒数:2~3粒 豆皮色:緑 豆の大きさ:大 特性-3 作型:促成~普通 収量:やや多 用途:青果 ■品種の特性 1. 着莢性が高い早生種で、ハウス長期どりが必要な上段までの着莢が安定している多収種。 2. 大莢の3粒莢が多くL級で良く揃い、商品化率が高い。 3. 草勢強く、病気に強く、分けつ枝も強いので多収。 4. 粉質で甘味があり風味たっぷり、食味はとても良い。

唐比の春(からこのはる)

唐比の春(からこのはる)

八江農芸株式会社

大莢3粒莢の着莢が極めて良好! ■特長 ・ 3粒莢以上の着莢に優れた一寸タイプの大莢種です。 ・ 着莢性が高く多収です。 ・ 成熟日数は、作型により異なります。 ・ 収穫期が近くなると、莢が徐々に下向きになり、収穫の目安になります。 ■栽培の要点 ・低温処理を行った場合、活着までの潅水管理を徹底してください。 土壌が過乾燥や過湿状態にならないよう留意してください。 ・品質の向上には整枝誘引を徹底します。 誘引を徹底することでハウス栽培では採光に努め、露地栽培では枝折れなど防止することを目的とします。 ・ウィルスへの感染防止に留意してください。 定植時に浸透性の農薬を土と混和、施薬することが効果的です。

陵西一寸

陵西一寸

ヴィルモランみかど株式会社

ソラマメ本来の風味を伝える品種 ■特徴 特性-1 草勢:強 早晩性:中早生 特性-2 一莢粒数:2~3粒 豆皮色:緑 豆の大きさ:大 特性-3 作型:促成~普通 収量:やや多 用途:青果 ■品種の特性 1. 河内一寸より1週間位早生で、大莢で3粒莢が多く、収量の6割を占める豊産種。粒は揃いよく上物率が高い。 2. 低温処理をしたハウス栽培では11~4月の長期多収どりができ、10a当り2t以上の収量となる。 3. 粉質で甘味があり風味たっぷり、食味すこぶる良い。 ■栽培のポイント 1.ソラマメは涼しい気候を好み、20℃前後で良く発芽し、生育適温は16~20℃で耐暑性・耐寒性弱く、花は0℃前後で寒害を受け、最低気温が5℃に下がると落下し、結実不良となる。(-2℃で障害) 2.花芽はほかのマメ類と異なり、生育中いずれかの時期に低温にあわないと分化しない性質がある。 3.種子は15~20℃で良く発芽し、10℃以下と30℃以上では発芽が著しく低下する。 4.本葉5枚位までは寒さに強いが、それ以降は耐寒性弱く、花芽分化すると-5℃で枯死する。 5.開花結実には、最も日光を好むので、日当たりの良い畑を選ぶ。 6.他のマメ類より多くの水分を必要とし、乾燥の害を受け易いので、耕土の深い壌土等が適する。(生育期間のPF1.8~2.0) 7.酸性を嫌うので石灰を充分施す。(PH6.0~6.5) 8.連作を嫌うので4~5年輪作が必要である。

船岡一寸

船岡一寸

株式会社タカヤマシード

濃緑で3粒莢多く、おいしい! ■特性 1.3粒莢率が高く、着莢数の多い多収型品種である。 2.莢の色は緑色で光沢があり、豆は3cm前後でよく揃う。 3.食味が大変良く、品質に優れ市場性に富む。青果用に適する。 4.草勢が極めて強く、熟期は陵西一寸並みの中早生種である。 5.高冷地や冷涼地の春蒔き栽培でも莢付きが良く多収を見込める。 6.暖地のハウス・トンネル・露地での早出し栽培にも適する。 ■ポイント 1.土壌適応性は広いが、保水力があり耕土の深い地力のある土壌がよい。 2.土壌酸度はph6.5~7.0に矯正する。生育適温は15~20℃。 3.定植時の苗の大きさは、本葉1.5~2枚が適期で、大苗になると植え傷みしやすい。 4.栽培密度は、10a当たり1700~2000株を標準とする。 5.整枝は早く出た良い枝を5~8本残し他は摘除。その後も分枝してくるので土寄せを行い風等による倒伏を防ぐ。

肥前みどり

肥前みどり

八江農芸株式会社

■特長 ・種皮色が鮮緑色を呈する一寸タイプの大莢種でボリュームがあります。 ・草勢は強勢で、主茎が太く、小葉で節間が短いです。 ・早生種で、成熟日数は作型により異なり、厳寒期を経過するハウス栽培で、3月収穫までの作型では90日内外を要し、4月に入ると急速に成熟期が早まります。

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